ライブしてきた。
作家、石川結介氏個展「未完のエリクシール」。
那須藝術倉庫にて8/1よりスタートした現代美術の展覧会。それに、藝術倉庫を立ち上げた故・小笠原年男氏の忌念日「帽髭忌」をあわせた毎夏恒例、
株式会社レントゲンヴェルケによるイベント。レントゲンヴェルケ、藝術倉庫、そしてこのイベントを取り仕切るのは「DJ親方」こと、池内務氏。
イベントではすべての機材を設営し、肉を焼きながらのDJという離れ業をこなす。選曲は専らクラフトワーク。親方は白いツナギの下にドイツ土産という蛍光色のクラフトワークTシャツといういでたち。
いつもお世話になってマス。
Music is Math。
数学は苦手。だ。
当日のライブアーティストは次のとおり。
秋福音
Jake (cloud chair)
ZaiSeNu / 在不
metalpark (石川知人・新堂能人参加)
and DJ親方
秋福音はヒッピーを感じさせる雰囲気の即興演奏集団という印象。ライブ中にコーヒーを沸かして客に振舞うのだ。今回のメンバーには
からくり武者のうたちゃんが参加している事が往路のバス車中で判明、ふつうにおどろいたようたちゃん!からくり武者はLELATISEって曲がとくに好き。なぜ好きかはひみつである。
jakeさん(a.k.a.
cloud chair)はエレキギター一本でディレイを多用したアンビエントを演奏。こういう場所に映えるライブだった。気持ちよい。
前回ご一緒した
野村雅美さんを思い起こさせる。のむらさんのエレキ演奏はとっても好き。ひとりスティーブ・ライヒ。。
metalparkは普段アンビエントよりだけれどこの日ゲストで参加するのがノイズ畑の人、ということ。たしかに、エッジが効いていた。
zaisenuは。。
よかったと云ってくれる人がいてよかった。
森の中のステージ。ひぐらし。
ざいせぬというよりはひぐらしだったとおもう。
上のほうで背に頂いている壁画は期間満了を以て削除される前提で描かれたという。
藝術倉庫は二週間ほどずっと雨が続き、このOPイベントの当日にようやっと晴れたと聞いた。
雨の間石川氏は藝術倉庫に篭って制作を続けた。雨は集中を促した、と語ってくれた。
現代に 生きて 何らかの作品創りに携わって いる というのは幸せなことだ。